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2019/06/06
梅雨の時期は要注意!段ボールは湿気に弱い?保管方法と取り扱いのポイントを解説



梅雨の季節になると、「段ボールが柔らかくなった」「箱がつぶれやすくなった」「積み重ねていた箱が変形してしまった」というご相談をいただくことがあります。

埼玉県川口市でオーダーメイド段ボールを製造している東京包装株式会社でも、この時期は湿気による段ボールへの影響について多くのお問い合わせをいただきます。

段ボールは紙でできているため、湿度や水分の影響を受けやすい包装資材です。しかし、正しい保管方法や適切な材質を選ぶことで、湿気によるトラブルを大幅に軽減することができます。

今回は、梅雨時期の段ボールの特徴や湿度による影響、保管時の注意点について詳しくご紹介いたします。

なぜ梅雨になると段ボールが弱くなるの?

段ボールは、ライナー(表面の紙)と中芯(波状の紙)を貼り合わせた構造になっています。

紙には空気を含んだ繊維があり、この繊維が水分を吸収すると膨張し、紙そのものの強度が低下します。

梅雨時期は湿度が70~90%近くになる日も多く、段ボールは空気中の水分を少しずつ吸収してしまいます。

その結果、

箱が柔らかく感じる
圧縮強度(積み重ねる強さ)が低下する
フタが閉まりにくくなる
角がつぶれやすくなる
長期間保管すると反りや変形が起こる

といった現象が発生しやすくなります。

見た目には変化がなくても、強度が通常時より低下しているケースも少なくありません。

湿度によってどれくらい強度は変わる?

段ボールは湿度が高くなるほど圧縮強度が低下するといわれています。

一般的には、

湿度50%前後:本来の性能を維持
湿度70%以上:強度が徐々に低下
湿度80~90%:圧縮強度が20~40%程度低下する場合もある

というデータもあります。

もちろん使用している紙質や段ボールの材質(Aフルート・Bフルート・Wフルートなど)によって異なりますが、湿気の多い環境では想像以上に段ボールへの負担が大きくなります。

重量物を梱包する場合や、長期間保管する製品では特に注意が必要です。

梅雨時期の保管方法のポイント

① 床へ直接置かない

工場や倉庫では、床から湿気が上がってきます。

段ボールを直接床へ置くと、底面から湿気を吸収しやすくなります。

パレットやスノコの上に載せることで湿気の影響を軽減できます。

② 壁から少し離して保管する

外壁付近は結露が発生しやすく、湿気がこもりやすい場所です。

壁から10~20cm程度離して保管すると空気の流れができ、湿気対策になります。

③ 倉庫内の換気を行う

湿気がこもると段ボールだけでなく商品にも悪影響を与えます。

晴れた日には換気を行い、除湿機やエアコンを活用して湿度を管理することがおすすめです。

理想的な保管環境は湿度50~60%程度です。

④ 積み重ねすぎない

湿気を吸った段ボールは圧縮強度が低下しています。

普段と同じ高さまで積み重ねると、一番下の箱に大きな負荷がかかり、変形や潰れの原因になります。

梅雨時期は積載高さを少し低くするだけでも効果があります。

重量物には材質選びが重要

梅雨の時期に重量物を梱包する場合は、通常よりワンランク上の材質を選択することもおすすめです。

例えば、

K5からK6へ変更
BフルートからWフルートへ変更
強化芯を使用する

など、用途に合わせて設計することで湿度の影響を受けにくい段ボールになります。

「今使っている箱で本当に大丈夫だろうか?」

そんな時は、段ボールメーカーへ相談することで最適な材質をご提案できます。

配送時にも注意が必要

梅雨時期は配送中にも雨に濡れるリスクがあります。

荷降ろしの際に短時間でも雨に当たると、段ボールは急激に水分を吸収してしまいます。

また、トラック内部との温度差で結露が発生することもあります。

特に精密機器や食品、印刷物などを梱包する場合は、防水対策や内袋(ポリ袋)の併用をおすすめしています。

東京包装株式会社では用途に合わせた段ボールをご提案します

私たち東京包装株式会社は、埼玉県川口市でオーダーメイド段ボールを製造している段ボールメーカーです。

「梅雨時期になると箱が潰れる」「保管中に段ボールが変形する」「もっと丈夫な箱に変更したい」といったお悩みに対して、お客様の製品や保管環境に合わせた最適な材質・形状をご提案しております。

小ロットから量産品まで対応しており、試作品の製作や材質変更のご相談も承っています。

まとめ

梅雨の時期は、人が感じる以上に段ボールへ大きな影響を与えます。

湿気による強度低下は見た目では分かりにくいため、「いつもと同じだから大丈夫」と思っていても、保管中や輸送中のトラブルにつながることがあります。

保管方法を少し工夫するだけでも段ボールの性能を維持しやすくなり、商品の破損防止や物流品質の向上につながります。

東京包装株式会社では、埼玉県川口市を拠点に、お客様の用途に合わせたオーダーメイド段ボールや包装資材をご提案しております。梅雨時期の湿気対策や材質の見直しをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、お客様に最適な段ボールをご提案いたします。

梅雨の時期に入りました
紙製品の取り扱いの多い当社では
大変気を遣う時期となります。。。

湿気の多いこの時期は段ボールが柔らかくなり
もともとの材質よりも弱く感じることがあると思います。

重いものを入れる場合や
箱の材質に気を使っている方は
ご相談頂きますようお願いいたします。