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2024/02/15
段ボールコストの効率的な削減方法


使用する段ボールの1枚当たり重さの計算

※机上の計算と実物では
多少の重さの誤差はございます。

※重さ計算は材質や厚み
製造元ごとの決まった寸法などにより
異なりますので、詳しく知りたい場合はご購入している会社にお問い合わせください。


STEP1  
段ボールの平米数(㎡)を計算する 

例:W300xD200xH100 の場合


流れ
W300x2=600mm
D(200x2)-3=397mm 
糊付け部分 30mm
600+397+30=1027     


H100+D200=300
=300

流れ1027x幅300=308100÷1000000(㎡に戻す)
0.3081㎡(平米数)


STEP2    
重さ(g)を計算する

例:平米数0.3081㎡ 材質:表K5/120g/裏 厚みAF の場合

AFの場合(1.6) BFの場合(1.4) 
{表K5(180g)+中芯(120g)×1.4+裏K5(180g)}
=528gx0.3081
=163g(重さ)


材質・厚みにより重さが異なりますので
わからないこと・お困りのことがございましたら
お気軽に当社までご相談ください。





段ボールコストの効果的な削減方法



段ボールのコストを削減することは、
企業にとって重要な経営課題の一つです。
以下に、段ボールのコストを効果的に削減するためのいくつかの方法を考えてみましょう。

1.マテリアルの最適化

段ボールの原材料である紙の選定やプロセスの最適化によって、コストを抑えることができます。
再生紙の利用や軽量化に焦点を当て、
必要な強度や保護性を維持しながら材料の使用量を最小限にすることで、原材料コストを削減できます。


2.製造の効率化

製造プロセスの効率化はコスト削減の重要な手段です。
自動化や効率的な生産計画の導入により、生産効率を向上させ、
労働コストや時間の浪費を最小限に抑えることができます。
また、エネルギー効率を向上させる取り組みも検討する価値があります。
そのためにコスト改善を念頭に置いた、
段ボール業者との打ち合わせをすることが大切になります。


3.配送の最適化

原材料の調達や製品の配送において、
効果的なロジスティクス戦略を構築することで、
運送コストを削減できます。地域ごとの需要予測や在庫管理の最適化により、
無駄な在庫を減らし、輸送効率を向上させましょう。
こちらも製造の効率化同様に、お打ち合わせをしたうえで
、お互いの歩み寄りにより、段ボールコストを削減することが可能となります。


4.リサイクルの促進

段ボールのリサイクルを積極的に進めることで、
リサイクル素材の使用割合を増やし、原材料コストを低減できます。
また、環境にやさしい取り組みは企業のイメージ向上にも寄与します。


5.インフラの共有

製造プロセスにおいて、他の企業との共同利用や協力関係を築くことで、
設備や労働力の共有によりコストの一部を削減できます。
特に中小企業が協力して資源を有効に活用することで、
大手企業に匹敵する競争力を持つことができます。


6.デザインの最適化

包装デザインの見直しも重要です。
過剰なデザインや材料の使用を避け、
機能的で効果的なデザインにすることで、印刷や加工コストを削減できます。
同時に、デザインの簡素化は環境への配慮にもつながります。



7.供給チェーンの柔軟性

需要の変動に柔軟に対応できるよう、供給チェーンを見直すことも重要です。
需要予測の精度を向上させ、生産計画を適切に調整することで、
在庫の過剰や不足を防ぎ、コストを最適化できます。


以上の手法を組み合わせ、段ボールのコストを効果的に削減することが可能です。
これにより企業は競争力を向上させ、持続可能なビジネスモデルを築くことができるでしょう。



段ボール・パッケージ・梱包資材でお困りのことがございましたら
東京包装までお問い合わせ下さい! .